E-2投資家ビザとは？

E-2ビザとは、米国に投資するために米国内に滞在する投資家を対象とした非移民ビザです。このE-2ビザを申請するには、米国に実質的な投資を行い、また米国のビジネスに積極的に参加する意向があることを証明する必要があります。

実質的な投資とは、ある程度の規模のあるリスクを伴う投資を意味します。 投資金は完全にビジネスにコミットされ、失敗すれば損失を被る可能性ががあります。

積極的に参加する意向とは、申請者が当該ビジネスの運営に積極的に関わることを意味します。パッシブな投資（不動産の購入など）はE-2ビザの対象にはなりません。

E-2ビザは、投資家本人だけでなくその家族や従業員も対象になります。このビザは2年間有効で、その後2年ごとに無制限に更新することが可能です。

E-2ビザの対象国

E-2ビザは米国と投資家の出身国との間に投資家ビザ条約が存在する場合にのみ利用可能で、日本はこの条約が当てはまります。

E-2ビザ取得のために

ビジネスプランの作成、必要な投資の証明、ビジネスを積極的に運営する意向があることを証明する文書などをすべて英語で作成して申請する必要があります。
申請後、領事館または大使館で面接行い、承認されるとE2ビザが発行されます。

E-2ビザ取得までの期間は？

準備期間を含めると通常数週間から数か月程度かかります。

E-2ビザ取得難易度は？

E-2投資家ビザの取得は、申請者の個々の状況、投資するビジネスの性質、申請者のビジネス経験や能力等により難易度が変わってきます。
公式の統計によれば、近年のE-2ビザの承認率は約90%程度です。

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